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Mutenkaコラム

【テーマ:健康】
食中毒を予防する方法、ご存じですか?
~ちょっとした工夫で、家族を食中毒から守りましょう~

夏の食生活で気を付けたいことの一つとして、食中毒があります。暑さの盛りを過 ぎたとはいえ、夏場の疲れなどで体力が落ちていると、食中毒にかかりやすくなりま す。また、夏から秋口にかけて発生がピークを迎える食中毒菌もあります。そこで、 今回は家庭でできる食中毒予防のポイントをご紹介します。


食中毒の菌には、魚介類を感染源とする「腸炎ビブリオ菌」や、家畜などの腸管に いて、人間の腸に入って増殖すると中毒症状を起こす「サルモネラ菌」、0-157 で知 られる「病原性大腸菌」など、さまざまな種類があります。最近では、食生活の欧米 化によって、鶏卵や食肉などが原因食品となるサルモネラ菌や、加熱が十分でなか った鶏肉が感染源になりやすい「カンピロバクター菌」などによる食中毒が増えてい るようです。


食中毒予防の一つとしては、食品が傷みにくい買い物術を心掛けることが大切で す。消費期限に気を付けて新鮮なものを購入したり、生鮮食品は買い物の最後に買 うようにしましょう。また、肉や魚は袋を分けて、他の食品に汁が付かないようにしま す。生鮮食品を買った場合は、早めに帰宅して、すばやく冷蔵庫に保管しましょう。


そして、食品を保存する際には、冷蔵庫に詰めすぎないこと。7 割程度の容量にと どめて、冷気を循環させるようにします。肉や魚は汁がもれないように、タッパーやジ ッパー付きの袋などに入れて清潔に保存するのがおすすめです。また、冷蔵庫を過 信しすぎずに、早めに消費しましょう。料理の下準備をする際、冷凍したものを解凍 した場合は、すぐに調理するよう心掛けたいものです。


調理段階では、食肉などは中心部まで火が通るように注意しましょう。中心部の温 度が 75℃で 1 分以上加熱するのが目安。電子レンジを使用する場合には、熱の通 りにくい食材は、ときどきかきまぜて均一に火が通るように工夫します。また料理を 途中でやめるときは、放置すると細菌が付きやすいので冷蔵庫に入れ、再び調理す る際にしっかり火を通しましょう。


さまざまな予防の工夫を習慣づけることが、食中毒を防ぐことにつながります。もち ろん、手をきれいに洗ったり、まな板など調理器具を清潔に保ち、冷蔵庫をこまめに 掃除することも忘れずれに。家族が健やかな毎日を過ごせるよう、できることから始 めてみてはどうでしょう。